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課題解決プラットフォーム
AI研修公開: 2026-05-19最終更新: 2026-10-20更新約9分で読めます

ChatGPT Connectors 法人活用|対応サービスと設定手順2026

上田拓哉

上田拓哉(代表取締役)課題解決プラットフォーム 代表取締役監修プロフィール

ChatGPT Connectors(2026年10月時点の OpenAI のヘルプでの呼び名は「アプリ」)は、ChatGPT から社内・SaaS のデータに直接アクセスする公式の仕組みです。本記事では対応サービス、設定手順、法人活用の論点を解説します。

ChatGPT Connectors(アプリ)の現状(2026年10月時点)

OpenAI のヘルプでは、Connectors は「アプリ(connected apps)」と呼ばれ、[設定]>[Plugins]から接続・管理します。プラグインは、アプリやスキルをまとめた単位です。公式のアプリに加えて、リモートのカスタム MCP サーバーを追加できるため、Claude と ChatGPT で同じリモートの MCP サーバーを使い回せます。

項目内容
呼び名と設定の場所アプリ(connected apps)。[設定]>[Plugins]
使えるかの条件アプリ・プラン・地域・ワークスペース・役割・モデルで変わる
カスタム MCP サーバーBusiness・Enterprise・Edu は書き込みを含む全機能(ウェブ版のみ)。Pro は読み取りのみ
手元の MCP サーバー直接はつなげない。Secure MCP Tunnel を使う
データの学習利用Business・Enterprise・Edu は既定で学習に使わない

出典:OpenAI ヘルプ「Connected apps in ChatGPT」、OpenAI ヘルプ「ChatGPT でのカスタム MCP サーバーへの接続」、OpenAI Enterprise Privacy(2026-10-20確認)

公式の対応サービス(2026年10月時点)

OpenAI のヘルプに設定手順や管理の説明があるアプリから、主なものをまとめます(2026-10-20確認)。

グループA:生産性 / オフィス

サービス推奨用途
Google ドライブ(Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドの操作もこのアプリから)・Gmail・Google カレンダー文書管理・予定調整
SharePoint・Microsoft Teams・Outlook メール・Outlook カレンダー大企業の標準連携
Box・Dropboxファイル共有
Notionナレッジベース

グループB:営業

サービス推奨用途
Apollo.io・ZoomInfo営業リスト・見込み客の調査

Salesforce・HubSpot などの CRM は、確かめた OpenAI のヘルプの一覧には載っていませんでした。使えるかはワークスペースの[Plugins]で確かめるか、カスタム MCP サーバーでつなぎます。

グループC:プロジェクト管理 / コミュニケーション

サービス推奨用途
Slackチャンネル検索 / 投稿
Asana・monday.com・Trello・Linearタスク・課題の管理
Atlassian RovoAtlassian の製品の情報

グループD:開発 / インフラ

サービス推奨用途
GitHub・GitLabリポジトリ / PR / Issue
Vercelデプロイの確認
Figmaデザイン

※ アプリは随時追加されるため、最新は ChatGPT の[設定]>[Plugins]と OpenAI ヘルプ「Connected apps in ChatGPT」 で確認してください。GA4・Search Console のように一覧で確かめられなかったサービスは、カスタム MCP サーバーでつなぐ方法があります。

エンタープライズ設定手順

Step 1: 管理者がアプリを有効にする

  1. 管理コンソールで対象の ChatGPT ワークスペースを選び、「プラグイン」を開く
  2. 使うアプリ(またはアプリを含むプラグイン)の利用可否と、許可するアクション(読み取り・書き込み)を確かめる
  3. Business はアプリが既定で有効、Enterprise・Edu は新しいアプリが既定で無効。Enterprise・Edu はロール(RBAC)ごとに使えるアプリを設定できる(例: 営業部は営業のアプリだけ、開発部は GitHub だけ)
  4. 必要なら、接続できるアカウントのメールドメインを「ドメインを管理」で絞る

Step 2: ユーザーがアカウントを接続する

  1. [設定]>[Plugins]で使うアプリ(またはアプリを含むプラグイン)を選ぶ
  2. 表示に従って、接続するサービスのアカウントでログインする
  3. 求められる権限を確かめて承認(権限スコープを最小化)
  4. 会話で @ を入力してアプリを選ぶか、「+」から選んで使う

出典:OpenAI ヘルプ「プラグインとアプリ向けの管理機能、セキュリティ、コンプライアンス」(2026-10-20確認)

Step 3: 利用ルールの設定

CLAUDE.md と同様に、ChatGPT 側にも「カスタム指示」を設定してプロンプトの社内標準化を行います。

カスタムの接続(GPTs のアクション / MCP)

公式のアプリがない社内システムへの接続は、以下2方式から選択。

方式1: GPTs のアクション(OpenAPI)

OpenAPI の定義で外部の API を呼ぶ方式は、GPTs(カスタムGPT)の「アクション」として使います。ただし OpenAI はカスタムGPT の提供終了を予定し、プラグインへの移行を勧めています(対象の Enterprise のワークスペースは2026年12月11日に終了予定で、ほかのプランも同じ時期の予定。OpenAI ヘルプ「Creating and editing GPTs」、2026-10-20確認)。新しく作るなら方式2の MCP を勧めます。

方式2: MCP サーバー実装

Claude と ChatGPT のどちらからも使える社内向けの接続は、MCP サーバーとして作ります。次は MCP の TypeScript SDK(v2。パッケージ @modelcontextprotocol/server)の README の最小例を、注文一覧のツールに置き換えたものです(2026-10-20確認)。

import { McpServer } from '@modelcontextprotocol/server';
import { StdioServerTransport } from '@modelcontextprotocol/server/stdio';
import * as z from 'zod/v4';

const server = new McpServer({ name: 'company-sales', version: '1.0.0' });

server.registerTool(
    'list_orders',
    {
        description: 'Get orders by date',
        inputSchema: z.object({ date: z.string() })
    },
    async ({ date }) => ({
        content: [{ type: 'text', text: `orders on ${date}` }]
    })
);

async function main() {
    const transport = new StdioServerTransport();
    await server.connect(transport);
}

main();

この例は手元で動かす stdio の形で、Claude Code などから使えます。ChatGPT からつなぐには、Streamable HTTP で公開したリモートの MCP サーバー(または Secure MCP Tunnel)が必要です。以前の v1(@modelcontextprotocol/sdk)も、2026年7月27日の v2 の公開から少なくとも6か月はバグ修正が続くとされています。

セキュリティ設計の必須項目

項目推奨設定
プランBusiness(旧 Team)/ Enterprise(既定で学習に使わない)
認証スコープ最小権限(読み取り / 書き込み別)
API トークン管理1Password / Secrets Manager
監査ログCompliance Platform(Enterprise・Edu)
データ保持期間Enterprise はカスタマイズ可能
MFA各自が設定する(ChatGPT のワークスペース単位では強制できない。SSO を使う場合は IdP の認証ポリシーで多要素認証を求める)
アクセス制限SSO / SAML / SCIM 必須

出典:OpenAI Enterprise Privacy、OpenAI ヘルプ「プラグインとアプリ向けの管理機能、セキュリティ、コンプライアンス」、OpenAI ヘルプ「Managing multi-factor authentication (MFA)」(いずれも2026-10-20確認)

Connectors と MCP の併用戦略

シナリオ推奨方式
Microsoft 365 の標準業務ChatGPT のアプリ(SharePoint・Teams・Outlook)
GitHub の高度な CI/CD 連携Claude Code の MCP(手元のサーバーも使える)
社内 DB / ERPMCP サーバー自作(両方で再利用)
多言語翻訳(バッチ)各社の API のバッチ処理

両者を併用するメリット:MCP サーバーを1度実装すれば Claude / ChatGPT 両方で使え、ベンダーロックイン回避になります。

当社のAI研修・Claude Code 業務導入

ChatGPT のアプリと Claude の MCP を業務で使い分けるための、当社の支援は次のとおりです。

  • ChatGPT・Claude の基礎と業務での使い分け(ライト(半日)・スタンダード(1日)の講義と業務での活用デモ。スタンダードは自社業務への適用演習つき)
  • 研修資料・業務別プロンプト集(研修後1週間以内に納品。研修後1ヶ月間の質問対応つき)
  • MCP の接続の実務は、Claude Code 業務導入研修(合計10〜20時間・330,000円〜。主要MCPの接続テスト・初期設定と3ヶ月のフォローアップつき)で扱います
  • 社内システムにつなぐ MCP サーバーの開発は、AI開発(業務自動化ミニ開発 300,000円〜・AI組込み開発 800,000円〜)で別にお見積もりします

料金はライト(半日)150,000円/人・スタンダード(1日)300,000円/人(税抜・各5名様〜)。合計10時間以上になるよう組んだ研修(伴走定着(組織)の研修部分など)は人材開発支援助成金の対象になり得ます(合計10時間に満たない半日・1日の研修は対象外)。令和8年8月3日の改正で、事業展開等リスキリング支援コースでは汎用的なプロンプトの作り方など、職務に間接的に必要な内容や職業人に共通する内容の訓練が対象外になったため、最終判断は労働局への事前相談をおすすめします。当社は申請の代行をしていません(申請書類の作成・提出の代行は社会保険労務士にご依頼ください)。

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参考文献

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この記事は株式会社課題解決プラットフォームが2026-05-19に公開し、2026-10-20に内容を更新しました。料金と契約条件は、AI研修の料金表が最新です。

よくある質問

Q.ChatGPT Connectors と Claude MCP は何が違いますか?

両者とも AI から外部サービスに接続する仕組みです。ChatGPT の Connectors は今は「アプリ」と呼ばれ、Google ドライブ・SharePoint・Slack などの公式のアプリを画面の設定で接続できるほか、Business・Enterprise・Edu ではリモートのカスタム MCP サーバーを追加できます。Claude Code の MCP は claude mcp add か .mcp.json で登録し、手元で動かすサーバーにも直接つなげます。同じリモートの MCP サーバーを両方から使うこともできます(OpenAI ヘルプ・Claude Code 公式ドキュメント、2026-10-20確認)。

Q.Connectors を使えるプランは?

アプリが使えるかは、アプリ・ChatGPT のプラン・地域・ワークスペース・役割・モデルで変わります。カスタム MCP サーバーの全機能(書き込みを含む)を使えるのは Business・Enterprise・Edu で、Pro は読み取りのみです(OpenAI ヘルプ、2026-10-20確認)。法人利用は、既定で業務データを学習に使わず SOC 2 Type 2 の監査を完了している Business(旧 Team)以上を推奨します。

Q.Connectors が学習に使われることはありますか?

ChatGPT Business(旧 Team)・Enterprise・Edu では、アプリ経由で取得した情報も含めて、既定ではモデルの学習に使われません。Free・Plus・Go・Pro では、設定の「Improve the model for everyone(モデルの改善)」がオンだと、アプリ経由の情報も学習に使われる場合があります(OpenAI ヘルプ「Connected apps in ChatGPT」、2026-10-20確認)。法人利用では Business 以上を選んでください。

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