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株式会社課題解決プラットフォーム
動画制作2026-06-24最終更新: 2026-06-2410分で読めます

動画外注で失敗しない発注書の書き方|RFPテンプレ付き

動画制作発注RFP発注書要件定義外注
上田拓哉

上田拓哉

監修

株式会社課題解決プラットフォーム 代表取締役

複数事業の経営経験を活かし、動画マーケティング戦略を設計。中小企業向けにSNSショート動画を活用した集客支援を提供。動画×MEO×AIOの掛け合わせ戦略の提唱者。

著者プロフィール →

動画制作の発注で失敗する案件の多くは、制作会社の技術力ではなく発注側の要件定義の曖昧さに原因があります。総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2025年公表)ではLINEの利用率が91.1%、YouTubeが80.8%に達し、動画が顧客に届く生活基盤はすでに整っているからこそ、外注の巧拙がそのまま成果の差になります。本記事では、累計100社以上の動画制作を支援してきた当社が、コピペで使えるRFP(発注書)10項目テンプレートと、見積もり比較の5つのチェックポイントを公開します。

動画制作の発注書(RFP)とは

動画制作の発注書(RFP:Request for Proposal=提案依頼書)とは、動画の目的・ターゲット・仕様・予算・契約条件を1枚の文書に整理し、制作会社に提案と見積もりを依頼するための書類です。発注側の「頭の中にあるイメージ」を文書化することで、制作会社との認識ズレを契約前に潰すのが役割です。

口頭やメールの断片的なやり取りだけで発注すると、次のような典型的失敗が起きます。

動画発注のよくある失敗5パターン

失敗パターン根本原因発注書での予防策
「イメージと違う」と修正が無限ループ参考動画・トーンの共有不足参考動画2〜3本+良いと感じた理由を明記
納品後にSNSで使えない形式だった縦横比・尺・書き出し形式の指定漏れ活用媒体とフォーマットを項目化
追加費用が次々と発生修正回数・二次利用の取り決め不足修正回数の上限と著作権の扱いを明記
再生はされたが問い合わせゼロ目的が「再生数」止まりでKPI不在目的をビジネス指標(問い合わせ数等)で定義
進行が遅延し公開時期を逃した中間確認・進行管理の取り決め不足納期に加え中間確認日と定例の頻度を設定

当社が100社以上の支援で見てきた限り、発注トラブルの大半はこの5パターンのどれかに収れんします。逆に言えば、RFPの段階でこの5点を文書化しておけば、外注失敗の主要因はほぼ取り除けます。

発注前に固めるべき5つの前提

RFPを書く前に、社内で次の5点を決めます。ここが曖昧なままテンプレートだけ埋めても、提案の質は上がりません。

  1. 目的: 動画で動かしたいビジネス指標は何か(問い合わせ・来店・応募・指名検索)
  2. ターゲット: 誰に見せるのか。年齢・地域・関心を1人の人物像レベルまで描く
  3. 活用媒体: どこに載せるのか。媒体が決まれば縦横比と尺が決まる
  4. 予算レンジ: 上限と下限。月額か単発かもここで決める
  5. 納期: 公開したい日から逆算した納品希望日

目的別のKPIと適した動画タイプ

目的見るべきKPI適した動画主な活用媒体
認知拡大リーチ・再生数・フォロワー増ショート動画の継続投稿TikTok・Instagram Reels・YouTube Shorts
集客・来店プロフィールアクセス・予約/来店数店舗紹介・メニュー/商品紹介Instagram・TikTok
採用強化応募数・説明会参加数社員インタビュー・職場紹介YouTube・採用サイト埋め込み
営業支援商談化率・資料請求数サービス紹介・導入事例自社サイト・展示会・商談前送付

総務省の同調査(2025年公表)が示すとおりLINE91.1%・YouTube80.8%と主要プラットフォームの利用率は全年代で高水準にあり、「ターゲットがいる媒体」から逆算してフォーマットを決めるのが要件定義の出発点です。

コピペで使えるRFPテンプレート(10項目)

以下をそのままコピーし、自社の内容に書き換えて使ってください。A4で1〜2枚に収まる分量が適切です。

【動画制作 提案依頼書(RFP)】        作成日: 2026年◯月◯日

1. 会社・事業概要
   社名/事業内容/所在地/WebサイトURL/既存SNSアカウント

2. 動画制作の目的
   例: 採用応募数の増加(現状 月2件 → 目標 月6件)
   例: 動画経由の問い合わせ獲得(現状 月0件 → 目標 月10件)

3. ターゲット
   例: 都内在住・20〜30代の転職検討層。SNSはInstagram中心

4. 活用媒体・運用計画
   例: Instagram Reels と YouTube Shorts に週1本投稿。
       投稿作業は自社で行う/投稿代行も依頼したい(どちらかを明記)

5. 制作本数・尺・フォーマット
   例: 60秒以内の縦型(9:16)動画を月4本
   例: 2分前後の横型(16:9)会社紹介を1本+切り出しショート3本

6. 参考動画(トーン&マナー)
   URLを2〜3本+「どこが良いと感じたか」を一言ずつ

7. 納期・スケジュール
   例: 初回納品 ◯月◯日まで。以降は毎月◯日納品。
       中間確認: 構成案の段階で1回、初稿の段階で1回

8. 予算レンジ
   例: 月額40〜50万円(税抜)/単発の場合は上限◯万円

9. 契約条件の希望
   修正回数(希望: 2回以上)/著作権譲渡の有無/
   二次利用の範囲(広告利用・Webサイト掲載など)/
   解約通知期間(希望: 1ヶ月前)/
   AI生成素材の利用有無・利用ツールの開示

10. 提案・選定について
   提案書の提出期限: ◯月◯日/選定基準: 実績・価格・運用体制/
   決定通知: ◯月◯日まで/質問窓口: 担当者名・メールアドレス

書き方のポイント(つまずきやすい4項目)

2. 目的 — 「かっこいい動画を作りたい」は目的ではありません。「何の数字を、いくつから、いくつへ動かしたいか」まで書くと、制作会社の企画が一気に具体化します。数字が出せない場合も「問い合わせを増やしたい」より「電話よりWebフォーム経由の問い合わせを増やしたい」のように行動レベルまで絞ります。

6. 参考動画 — 発注側と制作側の認識ズレを潰す最強の項目です。URLだけでなく「テンポが速いところが良い」「字幕の出し方が見やすい」と理由を添えると、トーンの再現精度が大きく上がります。当社の制作現場でも、参考動画と理由が添えられたRFPは初稿の手戻りが目に見えて少なくなります。

8. 予算レンジ — 伏せたくなる気持ちは分かりますが、動画は仕様の自由度が高いため、予算がないと各社がばらばらの前提で提案してきて比較不能になります。レンジで開示し、「この予算で何ができるかを提案してほしい」と書くのが実務的です。

9. 契約条件 — 修正回数・著作権・二次利用・解約通知の4点は、後から揉める四天王です。RFPの段階で希望を書いておけば、対応できない会社は提案段階でふるい落とせます。

見積もり比較の5つのチェックポイント

複数社から提案が届いたら、金額の総額だけでなく次の5点で横並び比較します。

チェック項目標準的な水準(※業界一般の相場です)要注意サイン
見積もりの内訳企画・撮影・編集が項目別に記載「動画制作一式」の一行見積もり
修正回数2〜3回込み1回のみ/修正単価の記載なし
著作権・二次利用著作権譲渡または広範な利用許諾込み利用範囲が「SNS投稿のみ」に限定
書き出しフォーマット縦9:16・横16:9など複数形式対応1形式のみで追加は別料金
解約通知(月額契約)1ヶ月前通知3ヶ月前通知・年間縛り

特に「一式見積もり」は、何にいくらかかっているか分からないため、追加要望時の費用が言い値になりがちです。内訳の提示を依頼して断られた場合は、その時点で候補から外す判断材料になります。

見積もり比較の評価シート(コピペで使える採点表)

前章の5つのチェックポイントを、そのまま採点表に落とし込んだものが以下の評価シートです。各社の提案書と見積もりが出そろったら、項目ごとに点を付けて合計し、社内の比較資料として使ってください。「なんとなくA社が良さそう」という印象論を、項目別の点差という議論できる形に変換するのが目的です。

採点は「5点・3点・1点」の3段階で十分です。5段階や10段階にすると中間の点に逃げやすくなり、各社の差が出にくくなります。

評価項目配点5点の状態1点の状態
見積もりの内訳25企画・撮影・編集・修正対応が項目別に明記「動画制作一式」表記で内訳の説明なし
提案の具体性25自社RFPに沿った構成案・企画案まで提示実績紹介のみで自社向けの提案がない
契約条件20修正回数・著作権・解約条件が書面で明文化口頭説明のみ・契約書ドラフトの提示なし
実績の近さ15自社と同業種・同価格帯の実績が複数ある業種も規模も遠い実績のみ
連絡のレスポンス15質問への回答が翌営業日以内で、内容も的確回答が遅い・質問の意図とずれた返答が多い

配点は一例なので、自社の優先順位に合わせて調整して構いません。運用にあたっては次の3点を押さえてください。

  1. 採点者を2人以上にする: 1人で付けると個人の印象に引っ張られます。担当者と決裁者がそれぞれ独立に採点し、点が大きく割れた項目だけ議論すると、判断の偏りに気づけます。
  2. 「価格の安さ」を採点項目に入れない: 金額は別軸で扱います。安さを点数化すると品質側の項目が相対的に薄まり、結局は安値の会社が常に勝つ表になってしまいます。総額は評価シートの外に並記し、「合計点と金額のバランス」で最終判断するのが実務的です。
  3. 足切り基準を先に決めておく: 合計点が高くても「契約条件」が1点の会社は候補から外す、のような最低点ルールを採点前に決めておくと、提案書の見栄えに流されにくくなります。

当社の支援経験でも、評価シートを通した選定は、印象だけで決めた発注に比べて契約後の認識ズレが少ない傾向があります。点数そのものより、項目に沿って各社を見比べる過程で自社の優先順位が言語化されることに価値があります。

なお、合計点が僅差で並んだ場合は、いきなり年間契約を結ばず、単発1本のトライアル制作を発注して進行のしやすさを確かめる方法もあります。評価シートでは測れない「やり取りのテンポ」「指摘への対応姿勢」は、小さく1本作ってみるのが判断材料として有効です。月額契約を前提とする場合も、初回納品までの対応を見てから本契約に進む段取りをRFPの選定基準に書き添えておくと、引き返しにくい契約を避けられます。

動画制作の費用相場と予算設定

予算レンジを書くために、相場観を押さえておきます(※業界一般の相場です。当社価格は記事末尾に別記します)。

動画の種類相場(※業界一般の相場です)主な用途
ショート動画(〜60秒・単発)1本10〜30万円SNS集客・認知
会社紹介・サービス紹介(1〜3分)30〜80万円営業・採用・Webサイト
採用動画・社員インタビュー50〜150万円採用サイト・説明会
アニメーション解説30〜100万円無形サービスの説明
月額運用契約(月4〜8本)月20〜120万円SNSの継続運用

相場の幅が大きいのは、撮影日数・出演者手配・アニメーション工数など仕様で原価が大きく変わるためです。だからこそRFPで仕様を固定し、同条件で比較することに意味があります。費用構造の詳細は動画制作の費用相場の記事で分解しています。

AI時代の発注書で増えた確認項目

中小企業基盤整備機構の2026年3月調査によると、中小企業のAI導入率は20.4%です。発注側のAI活用はまだ2割程度ですが、制作会社側では映像生成・ナレーション生成・自動字幕などの生成AI活用が標準化しつつあり、発注書に次の2点を加えることを推奨します。

  • AI生成素材の利用有無と範囲の開示: どの工程で生成AIを使うか(字幕・BGM・ナレーション・映像本体)を提案書に明記してもらう
  • 商用利用条件と権利帰属: AI生成素材が商用利用可能なライセンスか、納品物の権利が自社に帰属するかを契約書で確認

AI活用自体は品質とコストの両面でメリットがあります。問題は「知らないうちに使われ、権利確認が漏れる」ことなので、開示を求める一文をテンプレート9項目目に入れてあります。

ROI試算例: 月額外注は回収できるか

発注判断の最後は投資対効果です。以下は当社の月額ライトプラン(月4本・月450,000円)を例にした試算です(※試算条件は一例です)。

  • 投資: 月450,000円 × 12ヶ月 = 年540万円
  • 試算条件: 動画経由の問い合わせが月15件、成約率30%(月4.5件)、顧客単価15万円の場合
  • リターン: 月67.5万円 × 12ヶ月 = 年810万円
  • ROI: (810万円 − 540万円) ÷ 540万円 = +50%

逆算すると、この価格帯では「月10件前後の問い合わせ増 × 自社の顧客単価」が損益分岐の目安になります。自社の顧客単価と成約率を当てはめて、発注前に損益分岐となる問い合わせ件数を計算しておくと、運用開始後の継続判断もぶれません。なお当社が支援してきた中小企業では、単発制作よりも月額での継続運用のほうが、投稿頻度が安定しアカウントが資産化しやすいという傾向が一貫しています。

発注後のフィードバックの伝え方(修正指示の型)

良いRFPを書いても、発注後の修正指示が曖昧だと手戻りが増え、せっかく契約で確保した修正回数を浪費します。初稿が届いたときのフィードバックには「型」があるので、ここで押さえておきます。

修正指示の基本フォーマット(4要素)

修正依頼は、次の4要素をセットにして伝えます。

【修正依頼の型】
1. 箇所: どこか(タイムコードで指定。例: 0:12〜0:15)
2. 現状: 今どうなっているか(例: 字幕が背景と同系色で読みにくい)
3. 要望: どうしてほしいか(例: 字幕に白フチを付けるか、帯を敷いてほしい)
4. 理由: なぜか(例: スマホの屋外視聴を想定しているため)

「なんか違う」「もっとかっこよく」といった感覚的な指示は、制作側の解釈で再編集→やはり違う→再々修正、という往復を生みます。理由まで添えると、指示していない箇所についても制作側が同じ意図で調整できるため、修正1回あたりの改善量が大きくなります。

伝わらない指示・伝わる指示の言い換え例

伝わらない指示(NG)伝わる指示(OK)
もっとテンポよくしてほしい0:00〜0:10の導入を3秒程度に詰めて、商品カットから始めてほしい
字幕が見にくい気がする0:12〜0:15の字幕が背景と同系色なので、白フチか帯で可読性を上げてほしい
BGMが合っていない曲調は維持しつつ、ナレーションの邪魔にならない音量まで下げてほしい
全体的に地味な印象サービス名が出る0:40のカットだけ、テロップを大きくして色を差してほしい

左の指示はどれも「方向」しか伝えておらず、どこまで直せば完了かが制作側に委ねられています。右のように箇所と完了条件まで言い切ると、修正は1往復で収束しやすくなります。

修正指示で守りたい5つのルール

ルール理由
修正は1回にまとめて出す小出しにすると修正回数を消費し、映像全体の整合も崩れる
タイムコードで箇所を特定する「真ん中あたり」では探す時間が双方のロスになる
社内の意見を集約してから送る経営者と現場で逆方向の指示が出ると制作が止まる
「変えない部分」も伝える良い箇所を明示すると、修正の巻き添えで消えるのを防げる
期限内に返す確認の遅れは納期遅延の主要因。RFPで決めた中間確認日をここで活かす

特に「意見の集約」は重要です。当社の制作現場でも、修正が長引く案件は技術的な難しさよりも、発注側の窓口が一本化されておらず関係者から別々の指示が届くことに原因がある場合がほとんどです。RFPテンプレートの10項目目に質問窓口(担当者名)を書く欄を設けているのは、発注後のこの場面で効いてくるからです。

感覚的な要望は「比較」で渡す

トーンや雰囲気のような言語化しにくい要望は、形容詞ではなく比較対象で伝えます。「参考動画の0:30のテロップの出方に寄せてほしい」「初稿のBGMより、RFPで送った参考動画2本目のテンポ感に近づけてほしい」のように、RFP段階で共有した参考動画を共通言語として使い回すと、感覚のズレが具体的な差分に変換されます。テンプレート6項目目で参考動画に「良いと感じた理由」を添えておく価値は、発注後のやり取りまで続きます。

また、納品が完了したら「今回うまく伝わった指示・伝わらなかった指示」を1枚のメモに残しておくと、2本目以降の修正往復が目に見えて減ります。動画の外注は1本で終わらせず、発注側の指示の精度も回を重ねて上げていくものと捉えると、同じ制作会社と継続して組む価値が大きくなります。

発注前チェックリスト(保存版)

RFPを送る前に、次の10項目を確認してください。

  • □ 目的をビジネス指標(問い合わせ数・応募数など)で書いたか
  • □ ターゲットを1人の人物像レベルで描写したか
  • □ 活用媒体と縦横比・尺・本数を指定したか
  • □ 参考動画2〜3本と「良いと感じた理由」を添えたか
  • □ 予算をレンジで明記したか
  • □ 納期と中間確認日を設定したか
  • □ 修正回数の希望を書いたか
  • □ 著作権譲渡と二次利用範囲の希望を書いたか
  • □ 解約通知期間(月額契約の場合)の希望を書いたか
  • □ 同一のRFPを2〜3社に送る準備ができたか

このチェックリストを含む発注準備の確認には、当社の無料動画制作チェックリストも活用できます。

今日やること(3ステップ・所要約1時間)

  1. テンプレートをコピーして1〜3項目を埋める(15分): 会社概要・目的・ターゲットだけでも文字にする
  2. 参考動画を3本集める(30分): 競合や同業他社のSNSを見て、「こうなりたい」動画のURLと理由をメモする
  3. 候補2〜3社をリストアップする(15分): 実績ページに自社と近い業種があるかで一次選別する

RFPは完璧でなくて構いません。8割埋めて送り、残りは制作会社との初回打ち合わせで詰めるほうが、社内で寝かせるより早く成果に近づきます。

当社の動画制作サービス

株式会社課題解決プラットフォームは、中小企業向けにショート動画の制作・運用を提供しています(価格は税抜)。

  • ショート動画 単発制作: 1本150,000円〜(企画・撮影・編集・修正対応・著作権譲渡込み)
  • 月額ライト: 月450,000円(月4本制作)
  • 月額プレミアム: 月900,000円(月8本制作・運用支援込み)

本記事のRFPテンプレートをそのまま送っていただければ、項目に沿った提案と見積もりを提示します。

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著者プロフィール

上田拓哉(株式会社課題解決プラットフォーム 代表取締役)

中小企業のショート動画制作・SNS運用支援を専門に、累計100社以上の制作実績を持つ。発注側の要件定義づくりから企画・撮影・編集・月次運用・効果分析まで一気通貫で支援。「制作だけして終わらない」運用設計思想で、中小企業の動画マーケティングROIの最大化に取り組んでいる。

参考資料

  • 総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2025年公表)
  • 中小企業基盤整備機構「中小企業のAI活用に関する調査」(2026年3月)

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📌 この記事のポイント

動画制作の発注で失敗しないRFP(発注書)の書き方を、コピペで使える10項目テンプレート付きで解説。目的・KPI・予算・著作権・修正回数など要件定義の必須項目、見積もり比較5つのチェックポイント、よくある失敗5パターンの予防策まで、100社以上を支援してきた発注側目線で整理します。

この記事は株式会社課題解決プラットフォーム2026-06-24に公開しました。内容の正確性を定期的に確認しています。最新の情報についてはお問い合わせください。

よくある質問

Q.動画制作を発注する際、発注書(RFP)には最低限何を書けばいいですか?

①会社概要 ②目的 ③ターゲット ④活用媒体 ⑤本数・尺・フォーマット ⑥参考動画 ⑦納期 ⑧予算レンジ ⑨契約条件(修正回数・著作権) ⑩選定基準の10項目です。当社が100社以上の中小企業の動画制作を支援してきた経験では、トラブルの多くが「目的」「修正回数」「著作権」の記載漏れに集中しています。本記事のテンプレートをコピーすればこの10項目を漏れなく埋められます。

Q.動画制作の発注で予算は先に伝えるべきですか?

レンジ(例: 月額40〜50万円)で先に伝えるのが合理的です。動画制作は同じ「会社紹介動画」でも30万円から150万円超まで仕様の幅が大きく(※業界一般の相場です)、予算を伏せると各社がばらばらの仕様で提案してくるため比較不能になります。当社の支援経験でも、予算レンジを明記したRFPのほうが提案の精度が高く、選定までの期間も短縮される傾向が一貫して見られます。

Q.相見積もりは何社に依頼すべきですか?

2〜3社が目安です。1社のみでは価格・提案の妥当性を判断する基準が持てず、4社以上では比較検討と各社対応の工数が膨らみ、選定が遅れがちです。重要なのは社数より「全社に同一のRFPを渡すこと」。条件をそろえないと見積もりの前提が食い違い、安く見えた会社が実は修正費・二次利用費で高くつく逆転が起きます。本記事の見積もり比較チェックポイント5項目で横並び比較してください。

Q.AI生成動画を含む外注で気をつけることは?

AI生成素材(映像・ナレーション・BGM・画像)の利用有無と、その商用利用条件・権利帰属をRFPと契約書に明記することです。中小企業基盤整備機構の2026年3月調査では中小企業のAI導入率は20.4%にとどまる一方、制作会社側では生成AIの活用が標準化しつつあり、発注側が指定しないままAI素材が混在するケースが増えています。利用ツール名と利用範囲の開示を求める一文を加えてください。

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