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課題解決プラットフォーム
AI検索対策公開: 2026-03-13最終更新: 2026-10-20更新約7分で読めます

JSON-LD実装ガイド|AI検索と構造化データ5選

上田拓哉

上田拓哉(代表取締役)課題解決プラットフォーム 代表取締役監修プロフィール

構造化データとは、ページの内容を検索エンジンやAIが理解しやすい形式で記述したメタデータのことです。Google検索では、構造化データはリッチリザルト(検索結果の見た目)の対象になるために使われます。一方でGoogleは、AIによる概要・AIモードに載るために構造化データは必要ないとしています(生成AI機能向けの最適化ガイド)。構造化データは、ページの情報を正確に伝える補助として入れるものです。

構造化データを正しく実装すると、Google検索ではパンくずリストやクチコミの星評価などのリッチリザルトの対象になります。ただしFAQのリッチリザルトは2026年5月7日以降、HowToのリッチリザルトは2023年9月以降、Google検索に表示されていません(Google検索セントラルの更新履歴、Google検索セントラル ブログ)。

本記事では、AI検索対策(AIO)でよく話題になる5つのスキーマについて、Google検索での今の扱いと、具体的な実装方法を解説します。

構造化データの基本

JSON-LDとは

構造化データの記述形式にはいくつかの種類がありますが、Googleが推奨しているのはJSON-LD(JavaScript Object Notation for Linked Data)形式です。HTMLの<script>タグ内にJSON形式でデータを記述するため、ページの見た目には影響しません。

構造化データの基本構造

JSON-LDは以下の基本構造で記述します。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "スキーマタイプ",
  "プロパティ名": "値"
}
</script>

このコードをHTMLの<head>タグまたは<body>タグ内に配置します。

スキーマ1:FAQPage(FAQ構造化データ)

今の扱いと、入れる意味

FAQのリッチリザルトは、2026年5月7日以降Google検索に表示されなくなりました。FAQPageを入れても検索結果の見た目は変わらず、AIによる概要・AIモードに載るための条件でもありません(生成AI機能向けの最適化ガイド)。一方で、AI検索は「〇〇とは?」「〇〇の方法は?」といった質問形式の問いに答えを作るため、ページの本文に質問と答えを書いておくこと自体は、読み手と検索の両方に役立ちます。FAQPageは、本文のFAQを機械にも伝える補助として、本文と一致させて入れます。今ある記事から外す必要はありません。

実装のポイント

  • 質問文はユーザーが実際に検索しそうな文言にする
  • 回答は100〜200文字で簡潔にまとめる
  • 1ページに3〜10個のFAQが目安
  • 回答にリンクを含めることも可能

注意点

FAQの内容は、ページ上に表示されている内容と一致させてください。ページに表示されていないFAQを構造化データにだけ記述するのはGoogleのガイドライン違反です。

スキーマ2:HowTo(手順構造化データ)

今の扱い

HowToのリッチリザルトは、2023年9月13日にパソコンでも表示を終え、Google検索でのサポートが終わりました(Google検索セントラル ブログ)。HowToを入れても検索結果の見た目は変わらず、AIによる概要・AIモードに載るための条件でもありません。手順の記事では、番号付きの見出しや箇条書きで本文の手順を分かりやすく書くことを優先し、HowToは入れるとしても補助として扱います。

実装のポイント

  • 各ステップには番号・テキスト・画像(任意)を設定
  • 所要時間(totalTime)や費用の目安(estimatedCost)も記述できる
  • 必要な道具や材料(tool、supply)も記述可能

スキーマ3:LocalBusiness(ローカルビジネス)

なぜ重要なのか

「近くの〇〇」「〇〇駅 △△」などの地域の検索では、店舗の基本情報が正確に伝わることが大切です。LocalBusinessスキーマは、Googleの文書でナレッジパネルなどに使われる種類として案内されています。Googleビジネスプロフィール(GBP)と同じ情報を自社サイトにも書いておくと、情報の一貫性を保てます。

主なプロパティ

Googleの文書で必須とされているのは name と address で、telephone・openingHoursSpecification・geo・url は推奨です(Google検索セントラル「ローカルビジネス(LocalBusiness)の構造化データ」、2026年10月20日確認)。

プロパティ内容例
nameビジネス名「株式会社〇〇」
address住所郵便番号・都道府県・市区町村・番地
telephone電話番号「03-XXXX-XXXX」
openingHoursSpecification営業時間曜日ごとの開店・閉店時間
geo緯度経度latitude, longitude
urlウェブサイトURL「https://example.com」
image店舗画像外観写真のURL

スキーマ4:Article(記事構造化データ)

なぜ重要なのか

ブログやコラムなどのコンテンツマーケティングを行っている場合、Articleスキーマは記事の著者・公開日・更新日を機械に伝えます。Google検索では、記事のタイトルや画像の表示に使われる種類として文書があります。AI検索での引用率が上がるという公式の説明はないため、著者や日付を正確に伝える補助として入れます。

実装のポイント

  • author:著者名だけでなく、著者ページへのURLも含める
  • datePublished / dateModified:公開日と最終更新日を設定する
  • publisher:発行元の組織情報(名前・ロゴ)を含める
  • headline:記事タイトル(Googleは、長いと一部の端末で切り捨てられるため簡潔にするよう案内)
  • image:記事のメイン画像

スキーマ5:Product(商品構造化データ)

なぜ重要なのか

EC サイトなど商品の紹介ページがある場合、Productスキーマは価格・在庫・評価などの商品情報を機械に伝えます。Google検索では、商品の情報の表示に使われる種類として文書があります。AI検索での引用を約束するものではないため、ページの商品情報と一致させて入れます。

実装のポイント

  • name:商品名
  • description:商品説明
  • offers:価格・通貨・在庫状況
  • aggregateRating:集計評価(口コミがある場合)
  • brand:ブランド名
  • image:商品画像(複数可)

実装後の検証方法

構造化データを実装したら、以下の3つの方法で検証します。

1. Googleリッチリザルトテスト

URLまたはコードを入力して、リッチリザルトの対象になる種類(記事・パンくずリスト・ローカルビジネス・商品など)が正しく認識されるかテストできます。エラーや警告がある場合は修正してから公開してください。FAQPage・HowToはリッチリザルトが終わっているため、3のSchema.orgのバリデータで構文を確かめます。

2. Google Search Console

「拡張」セクションで、各構造化データタイプのインデックス状況とエラーを確認できます。

3. Schema.orgバリデータ

Schema.orgのバリデータツールで、より厳密な構文チェックが可能です。

実装の優先順位まとめ

優先度スキーマ対象ページ期待効果
高LocalBusinessトップページ・会社概要会社・店舗の基本情報を正確に伝える(ナレッジパネルなどに使われる種類)
高Articleブログ・コラム全記事著者・日付を正確に伝える(リッチリザルトの対象の種類)
中Product商品紹介ページ価格・在庫などを正確に伝える(リッチリザルトの対象の種類)
補助FAQPageFAQ・よくある質問ページ本文のFAQを機械に伝える補助(リッチリザルトは2026年5月に終了)
補助HowToハウツー・手順解説記事本文の手順を機械に伝える補助(リッチリザルトは2023年9月に終了)

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この記事は株式会社課題解決プラットフォームが2026-03-13に公開し、2026-10-20に内容を更新しました。料金と契約条件は、AI検索対策(LLMO・AIO)の料金表が最新です。

よくある質問

Q.構造化データを実装するにはプログラミングの知識が必要ですか?

基本的なHTMLの知識があれば実装可能です。JSON-LDはHTMLのheadタグまたはbodyタグ内にscriptタグとして追加するだけなので、CMSのヘッダー設定やテーマ編集から追加できます。WordPressの場合はRank MathやYoast SEOなどのプラグインを使えば、コードを書かずにGUIで構造化データを設定できます。

Q.構造化データを実装するとすぐにAI検索に反映されますか?

即座に反映されるわけではありません。Googleが構造化データを認識し、インデックスを更新するまでに数日〜数週間かかります。Google Search Consoleの「拡張」のレポートで、リッチリザルトの対象になる種類の認識状況を確認できます。なおGoogleは、AIによる概要・AIモードに載るために構造化データは必要ないとしており、構造化データを入れればAI検索で引用されるというものではありません。

Q.構造化データを間違って実装するとペナルティを受けますか?

構造化データの構文エラー自体でペナルティを受けることはありません。ただし、ページの内容と異なる虚偽の構造化データ(実際と異なる評価点、存在しないFAQなど)を実装した場合は、Googleの手動対策の対象になる可能性があります。構造化データはページの実際の内容と一致させてください。Googleのリッチリザルトテスト(リッチリザルトの対象の種類)やSchema.orgのバリデータで検証してから公開することをおすすめします。

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