最終更新: 2026-05-02 — 2026年5月最新の情報・価格・統計に基づいて全面アップデートしました。
生成AI研修に使える助成金は最大75%助成で、中小企業の実質負担を大幅に削減できます。2026年4月8日の制度改正で、事業展開等リスキリング支援コースに設備投資加算(導入費用の50%・1人15万円/10人以上150万円)が新設され、AI関連機器の導入と研修を一体的に進めやすくなりました。
【2026年4月9日更新】 本記事は令和8年4月8日の人材開発支援助成金改正を反映しています。最新の改正内容の詳細は【速報】人材開発支援助成金 令和8年4月8日改正をご参照ください。
生成AI研修の助成金|使える4つの制度
生成AI研修に活用できる主な助成金制度は以下の4つです(出典:厚生労働省 人材開発支援助成金(令和8年4月8日版))。
| コース名 | 助成率(中小企業) | 上限額 | 期限 |
|---|---|---|---|
| 事業展開等リスキリング支援コース | 最大75%+設備投資加算50%(NEW) | 50万円(200h以上)+設備投資加算1人15万円/10人以上150万円 | 令和8年度末まで |
| 人への投資促進コース | 最大75%+新規採用助成/職務代行助成(NEW) | 50万円+新規採用助成最大67.5万円+職務代行助成75%(月上限16万円) | 令和8年度末まで |
| 人材育成支援コース(中高年齢者実習型訓練含む・NEW) | 最大45〜60%(賃金要件等で75%) | 30〜50万円 | 恒久制度 |
| 東京都 事業内スキルアップ助成金 | 実費相当 | 100万円 | 2026年3月31日まで(既に終了) |
東京都の助成金は既に終了済み
東京都の事業内スキルアップ助成金は、2026年3月31日で終了しています。現在活用可能なのは、令和8年4月8日改正後の人材開発支援助成金3コースです。
RIT「AI駆動開発研修」が助成金対応で登場
太陽ホールディングスグループのIT企業・株式会社RITが、2026年2月20日に助成金活用可能な「AI駆動開発研修」の提供開始を発表しました(出典:PR TIMES)。
研修の特徴
- AIを活用したシステム開発手法を実践的に学ぶ
- 人材開発支援助成金を活用して受講可能
- 研修後のフォローアップ・伴走支援も提供予定
先日のベリサーブの新卒100名AI研修と合わせ、「AI活用+実務」を組み合わせた研修が主流になりつつあります。
助成金の申請手順|5ステップ
人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の申請手順は以下の通りです(出典:MONEYIZM、AI総研)。
| ステップ | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1. 訓練計画の作成 | 研修内容・期間・対象者を決定 | OFF-JT(座学)10時間以上が条件 |
| 2. 計画届の提出 | 管轄の労働局に提出 | 研修開始日の1ヶ月前までに必須 |
| 3. 研修の実施 | 計画通りに研修を実施 | 出席記録・カリキュラムを保管 |
| 4. 支給申請 | 研修終了後2ヶ月以内に申請 | 領収書・修了証明が必要 |
| 5. 助成金受給 | 審査後に入金 | 申請から2〜3ヶ月程度 |
最も重要なポイント
訓練計画届は研修開始日の1ヶ月前までに提出が必須です。この期限を過ぎると助成金を受けられません。逆算して準備を進めてください。
2026年度の変更点と注意事項
前回の記事でも触れましたが、2026年度は助成金制度の転換期です。
- 人への投資促進コースが2026年度で終了 — 駆け込み利用を推奨
- 事業展開等リスキリング支援コースも2026年度末まで — 早めの申請を
- DX・AI関連の助成率が最も高い — 一般的な研修より優遇されている今が好機
中小企業が今週やるべきこと
- 東京都の事業内スキルアップ助成金を確認 — 3月31日までに研修開始が条件
- 4月以降の研修は今すぐ訓練計画届を準備 — 提出期限は研修開始1ヶ月前
- 助成金対応の研修会社を比較検討 — RITやベリサーブの事例を参考に
