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株式会社課題解決プラットフォーム
AI開発2026-09-08最終更新: 2026-09-083分で読めます

AI開発の相見積もり|同じ条件で比べる

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上田拓哉

上田拓哉

監修

株式会社課題解決プラットフォーム 代表取締役

複数事業の経営経験を持つ実践者。Claude Code・生成AI APIを活用した業務自動化を自社で実践し、約540ページ規模の自社サイトと記事の自動公開パイプラインをAIで開発・運用。その実務経験をもとに、経営者目線でのAI受託開発・開発顧問を提供している。

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相見積もりで最も多い失敗は、前提が揃っていない見積りを金額だけで比べてしまうことです。 同じ業務でも、要件定義を含むか、テストをどこまでやるか、納品後のフォローがあるかで金額は数倍変わります。この記事では、比べられる見積りを取るための手順をまとめます。

依頼前に整理する5項目

各社に渡す情報が揃っていないと、返ってくる見積りの粒度も揃いません。次の5項目を書いたA4一枚を用意してください。

#項目書く内容
1対象業務いま誰が、何を、どうやっているか
2現在の工数月あたり何時間かかっているか(実測)
3困っている点時間なのか、ミスなのか、属人化なのか
4連携先つなぐ必要のある既存システム・ファイル
5予算の考え方上限額、または回収したい期間

2番の実測値が最も重要です。 ここが「なんとなく多い」だと、各社が勝手に規模を想定するため、見積りがばらつきます。

5番は金額を出さなくても構いませんが、「初年度で回収したい」といった考え方を伝えると、提案の規模が揃います。

依頼文に含めてほしい項目を明示する

見積書の粒度を揃えるため、依頼時に次の一文を入れてください。

お見積りには、①要件定義 ②実装 ③テスト ④納品物(仕様書・コードの有無)⑤納品後のフォロー範囲 ⑥AI利用料(開発費に含むか実費か)を、それぞれ分けてご記載ください。

⑥を明示するのがポイントです。 生成AIを使う開発では、納品後に従量課金が発生します。これが見積りに書かれていないと、運用開始後に想定外の請求になります。計算方法はAI開発のAPI利用料で解説しています。

届いた見積りを横並びにする

3社分を次の表に整理してください。金額だけの比較表にしないことが重要です。

項目A社B社C社
総額
要件定義が含まれるか
想定期間
納品物(仕様書・コード)
テストの範囲
納品後のフォロー
AI利用料の扱い
改修時の単価
担当者は誰か(再委託の有無)

空欄が多い会社が悪いわけではありません。 空欄は「聞けば分かる」項目です。ただし聞いても明確にならない項目があれば、そこが着手後にずれる箇所になります。

金額差の理由を分類する

3社の金額が違うとき、理由はたいてい次のどれかです。

理由見分け方
想定範囲が違う機能数・画面数の記載を比べる
要件定義の扱いが違う別途か、含むか
品質水準の想定が違うテスト工数の記載を比べる
体制の規模が違う何名が何ヶ月関わる想定か
納品後の扱いが違うフォロー期間の記載を比べる

「想定範囲が違う」が最も多い理由です。 この場合は、範囲を狭いほうに揃えて再見積りを依頼すると、比較できる数字になります。

安い見積りで確認すべき3点

  1. 要件定義が含まれているか — 含まれていない場合、仕様のずれは発注側の責任になりやすい
  2. 納品物にコードと仕様書が含まれるか — 含まれないと他社に引き継げない
  3. 改修時の単価が明示されているか — 明示がないと、後から高くなることがある

3点とも「安いこと自体が問題」ではなく、「後から差が出る箇所」です。 安くて範囲も明確なら、その会社を選ぶ理由になります。

提案の中身で見るべきこと

見積書とあわせて、次の点を確認してください。

  • 対象業務について、こちらが説明していないことを質問してくるか
  • 「やらなくてよいこと」を提案に含めているか
  • 失敗しうる箇所を先に伝えてくるか

3つ目が特に判断材料になります。 うまくいく話だけをする提案は、着手後にずれが出たときの対応が読めません。当社では初回相談の段階で「今回は開発しないほうがよい」と判断した場合、その旨をお伝えしています。

発注後に前提が変わったとき

進めるうちに要件が変わるのは普通のことです。着手時に「変更の扱い」を決めておいてください。

  • 変更が発生したときの見積り方法(都度見積りか、時間単価か)
  • どこまでが当初範囲内の調整か
  • 期間への影響をどう扱うか

これを決めておくと、変更のたびに交渉が発生しません。

当社の費用

プラン費用(税抜)対象
業務自動化ミニ開発300,000円〜(単発)1業務・2〜4週間・納品後1ヶ月フォロー付き
AI組込み開発800,000円〜(要件見積)社内チャットボット・RAG・業務アプリ
AI開発顧問300,000円/月内製化の伴走・最低3ヶ月

相見積もりであることを前提にご相談いただいて構いません。他社の見積書をお持ちいただき、内訳の見方をご説明することもできます。

初回30分の相談は無料・オンライン対応・秘密厳守です。

AI開発のご相談はこちら →

まとめ

  • 前提が揃っていない見積りを金額だけで比べない
  • 依頼前に「対象業務・現在の工数・困っている点・連携先・予算の考え方」をA4一枚に
  • 依頼文で見積りに分けて書いてほしい6項目を明示する
  • AI利用料の扱いを必ず見積りに入れてもらう
  • 金額差の最多の理由は「想定範囲の違い」。狭いほうに揃えて再見積り
  • 失敗しうる箇所を先に伝えてくるかが判断材料になる

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この記事のポイント

AI開発・業務自動化で複数社から見積りを取るとき、前提が揃っていないと金額を比べられません。同じ条件で依頼するための情報整理と、届いた見積書を横並びで評価する手順をまとめました。

この記事は株式会社課題解決プラットフォーム2026-09-08に公開し、2026-09-08に内容を更新しました。内容の正確性を定期的に確認しています。最新の情報についてはお問い合わせください。

よくある質問

Q.何社に声をかけるのが適切ですか?

3社が実務的です。2社では比較の基準が作れず、4社以上になると各社とのやり取りだけで発注側の工数が膨らみます。3社のうち1社は、想定より小さい規模を得意とする会社を入れると、過剰な提案に気づきやすくなります。

Q.同じ依頼文を送れば比較できますか?

依頼文が同じでも、各社が想定する範囲は変わります。比較の前提を揃えるには、依頼文に「含めてほしい項目」を明示することが必要です。この記事の依頼テンプレートを使うと、返ってくる見積りの粒度が揃います。

Q.一番安い会社を選んでよいですか?

安い見積りは、含まれていない項目がある可能性を先に疑ってください。要件定義・テスト・納品後のフォローのどれかが抜けていると、着手後に追加費用が発生します。金額を比べる前に、各社の見積りに同じ項目が入っているかを確認してください。

Q.相見積もりであることを伝えるべきですか?

伝えることをおすすめします。伝えたほうが前提の確認が丁寧になり、結果として比較しやすい見積りが返ってきます。当社も相見積もりであることを前提にご相談いただいて構いません。

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