「ショート動画1本、いくらで作れるの?」——SNS運用を始めたい企業から最もよく聞かれる質問です。本記事では、2026年4月時点の業界相場と、価格が変わる5つの要因を徹底解説します。
TikTok・YouTube Shorts・Instagram Reelsの3大ショート動画プラットフォームの広告市場は、2026年には1兆円規模に達する見込みです。それに伴い、ショート動画制作を依頼する企業も急増していますが、料金の相場感がわからず見積もりの妥当性を判断できないという声が多く聞かれます。
ショート動画の料金相場 — 業界標準の価格体系
2026年4月時点の料金相場(1本あたり)
| フォーマット | 料金相場 | 含まれる内容 | 納期目安 |
|---|---|---|---|
| 素材支給・編集のみ | 50,000〜150,000円 | カット編集、テロップ、BGM | 5〜7営業日 |
| 企画+編集 | 100,000〜200,000円 | 構成案、編集、BGM選定 | 7〜10営業日 |
| 撮影+企画+編集(標準) | 150,000〜300,000円 | 出張撮影、企画、編集、修正2回 | 10〜14営業日 |
| ブランド動画・フルプロデュース | 300,000〜800,000円 | 企画、モデル手配、ロケ、アニメ込 | 3〜4週間 |
| アニメーション・3DCG動画 | 500,000〜2,000,000円 | 全てアニメで表現 | 4〜6週間 |
中央値(店舗・中小企業が依頼する『企画+撮影+編集』の標準プラン)は 200,000円前後 です。
月額プランの相場
継続運用する企業向けの月額プランは、1本あたりの単価が割安になります。
| 月額プラン | 月間本数 | 月額料金 | 1本あたり単価 |
|---|---|---|---|
| ライト | 月4本 | 400,000〜500,000円 | 約112,500円 |
| スタンダード | 月6〜8本 | 600,000〜900,000円 | 約100,000円 |
| プレミアム | 月10〜15本 | 1,000,000〜1,500,000円 | 約100,000円 |
月額プランは「制作数の保証」「優先対応」「投稿スケジュール管理」「効果分析レポート」が標準で付くため、単発で依頼するより20〜30%コスト効率が良くなります。
なぜ料金に大きな幅があるのか — 価格を決める5つの要因
要因1: 動画の尺(長さ)
ショート動画の主要尺は15秒・30秒・60秒の3種類で、尺が長くなるほど撮影素材量と編集時間が増えます。
| 尺 | 撮影時間目安 | 編集時間目安 | 料金倍率 |
|---|---|---|---|
| 15秒 | 2〜3時間 | 4〜6時間 | 1.0(基準) |
| 30秒 | 3〜4時間 | 6〜8時間 | 1.3倍 |
| 60秒 | 4〜6時間 | 10〜12時間 | 1.8倍 |
要因2: 撮影の有無
最も料金を左右するのが撮影の有無です。撮影には以下のコストが発生します。
- カメラマン人件費(1日あたり50,000〜100,000円)
- 機材レンタル費(カメラ・照明・マイク一式で30,000〜80,000円)
- ロケ地費(スタジオ利用の場合は1時間10,000〜30,000円)
- 移動・交通費
素材支給で編集のみなら、これらのコストがゼロになるため、総額の半分以下に抑えられます。
要因3: 編集難度
編集難度は料金に直結します。
| 編集難度 | 内容 | 料金影響 |
|---|---|---|
| 基本編集 | カット、テロップ、BGM挿入 | 基準 |
| 中級編集 | トランジション、カラー補正、効果音 | +30% |
| 上級編集 | モーショングラフィックス、合成 | +50〜100% |
| アニメーション | 2D/3Dアニメ制作 | +200〜500% |
要因4: 修正回数
| 修正ポリシー | 料金影響 |
|---|---|
| 修正なし(一発納品) | -20% |
| 修正2回まで(標準) | 基準 |
| 修正無制限 | +30% |
契約前に「修正回数」と「何を修正として扱うか」(テロップの誤字修正は無料、構成の大幅変更は別料金等)を確認することが重要です。
