株式会社課題解決プラットフォーム
動画制作2026-04-18最終更新: 2026-04-183分で読めます

インタビュー動画の撮影ポイント|自然な表情を引き出す10のコツ

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上田拓哉

上田拓哉

監修

株式会社課題解決プラットフォーム 代表取締役

複数事業の経営経験を活かし、動画マーケティング戦略を設計。中小企業向けにSNSショート動画を活用した集客支援を提供。動画×MEO×AIOの掛け合わせ戦略の提唱者。

著者プロフィール →

インタビュー動画は、採用動画・お客様の声・会社紹介・YouTubeコンテンツなど幅広い用途で活用されます。対象者の自然な表情を引き出せるかどうかで、動画の価値が大きく変わります。本記事では、プロが実践する10のコツを公開します。

インタビュー動画の用途と効果

主な活用シーン

用途効果
採用動画求職者に働く人の実態を伝える
お客様の声第三者の証言による信頼性向上
会社紹介動画会社の価値観・文化を伝える
専門家インタビュー権威性の活用
YouTubeコンテンツ対談形式のエンタメ
社内研修ベテラン社員の知見継承

インタビュー動画がもたらす効果

効果改善率
動画の視聴完了率+30%
信頼性の向上+50%
採用動画の応募率+80%
お客様の声動画の購入率+120%
記憶残留率+200%

コツ1: 事前準備を徹底する

質問項目の事前共有

インタビュー対象者に、質問項目を事前に(最低3日前)共有します。これにより、以下の効果があります。

効果内容
安心感「何を聞かれるか」が分かり緊張が和らぐ
回答の深さ考える時間ができ、良い回答が得られる
エピソードの準備具体的な話を思い出せる
撮影の効率化無駄な撮り直しが減る

質問項目の設計原則

原則内容
オープンクエスチョンYes/Noで答えられない質問
具体性「いつ」「どこで」「どのように」を引き出す
感情を引き出す「その時どう感じましたか?」
変化を聞く「Before→Afterの変化は?」
未来を聞く「これからどうなりたい?」

質問例(採用動画の場合)

Q1: 入社した決め手は何でしたか?
Q2: 入社前と後でギャップはありましたか?
Q3: 仕事で最もやりがいを感じる瞬間は?
Q4: 成長を実感したエピソードを教えてください
Q5: 先輩・上司との関係性はどうですか?
Q6: これから入社する人にメッセージをください

コツ2: リラックスできる雰囲気を作る

撮影前の雑談

カメラを回し始める前に、15〜30分の雑談タイムを設けます。

話題効果
天気・通勤心を開きやすい共通話題
趣味・好きな食べ物人となりを知るきっかけ
最近の嬉しいことポジティブな気分
当日の服装・髪型を褒める自信を持たせる
雑談でインタビュー内容を軽く話す本番で思い出しやすい

環境作りのコツ

要素内容
気温適温(22〜24度)
飲み物水・お茶を用意
休憩30分ごとに休憩を入れる
遮音静かな環境を選ぶ
ライティングまぶしすぎない

コツ3: インタビュアーが明るく反応する

対象者の回答に対して、インタビュアーが積極的に反応することで、対象者もリラックスして話せます。

効果的な相槌

相槌使う場面
「なるほど!」感心・同意
「それは大変でしたね」共感
「面白いですね」興味
「もう少し詳しく聞かせてください」深掘り
「それは素敵なエピソードですね」称賛

注意点

注意理由
相槌の音声が入らないように編集で対象者の声に被る
相槌は首の動きで表現音なしで共感を示す
無言は禁物対象者が不安になる

コツ4: カメラを「対話相手」にする

カメラ位置の選び方

位置効果
真正面(目線カメラ)視聴者と目が合う
やや斜め(45度)自然な対話感
インタビュアー横(目線外し)リラックスした雰囲気

推奨セッティング

対象者
   ↓(目線)
インタビュアー(カメラ横に座る)
   ↓
カメラ(対象者の目線を少し外す位置)

対象者はカメラではなくインタビュアーを見るため、緊張せずに話せます。


コツ5: 照明の基本「3点照明」

3点照明の基本

照明位置役割
キーライト対象者の斜め前(45度)メインの光
フィルライトキーライトの反対側影を和らげる
バックライト対象者の後ろ上背景から分離

照明の色温度

色温度印象向いている用途
3200K(電球色)温かい・家庭的飲食・ライフスタイル
5500K(昼光色)自然・中立汎用・ビジネス
6500K(昼白色)クール・モダンIT・テック

NG例

NG問題
逆光顔が暗くなる
上からの光のみ目の下に濃い影
蛍光灯の直下肌色が不自然

コツ6: 音声品質を最優先する

マイクの種類と選び方

マイク特徴価格帯
ピンマイク(有線)音質安定・設置簡単5,000〜20,000円
ワイヤレスマイク動きに対応20,000〜100,000円
ガンマイク指向性が強い30,000〜100,000円
ダイナミックマイクラジオ番組風10,000〜50,000円

音声収録のチェックリスト

チェック内容
マイクの電池撮影前に新品に交換
音量レベル-12〜-6dBの範囲
ノイズチェックエアコン・冷蔵庫などの音
風切り音屋外撮影時はウインドスクリーン使用
複数マイクの同期メインマイク+予備マイク

コツ7: カメラワークに動きをつける

静止と動きのバランス

撮影用途
固定カメラ(三脚)メインインタビュー
ジンバルスロー印象的な瞬間
ズームイン重要な発言
広角引き全体像

マルチカメラ撮影

カメラ役割
カメラ1(メイン)正面バストアップ
カメラ2(サブ)斜め45度のミドルショット
カメラ3(補助)引きのワイドショット

マルチカメラ撮影により、編集時にカットを切り替えて単調さを避けられます。


コツ8: NGを恐れない

「失敗してもいい」の伝え方

セリフ効果
「何度でも撮り直せます」プレッシャー軽減
「言い間違いは編集でカットします」完璧主義を解除
「リラックスしてください」緊張を和らげる
「素の表情が一番いいです」自然体を引き出す

撮り直しのタイミング

状況対応
言い間違い「もう一度お願いします」
緊張している雑談に戻る
長すぎる回答「もう少し短く」
エピソードが弱い具体例を追加で聞く

コツ9: 編集でストーリーを作る

編集の基本構成

パート内容時間比率
オープニング対象者紹介・キャッチコピー5〜10%
本編インタビュー回答70〜80%
補足映像(Bロール)職場・仕事風景10〜15%
エンディングまとめ・CTA5〜10%

カット編集のコツ

コツ内容
冗長な部分を削る「えっと」「あの」をカット
テンポ感を作る1カット5〜10秒
BGMで感情を補強シーンに合ったBGM
テロップで要点を強調重要発言をテキスト化
表情の良いカットを選ぶ編集者の腕の見せ所

Bロール(補足映像)の活用

Bロールの種類用途
職場風景会社の雰囲気を伝える
対象者の作業風景仕事内容を視覚化
チームでのやり取り人間関係を伝える
製品・サービスの映像話の内容を裏付ける

コツ10: 対象者への配慮

撮影後のフォロー

フォロー内容
お礼撮影後すぐに感謝を伝える
完成動画の共有本人が最初に確認できるように
使用範囲の確認どこで使うかを明確に
修正の受付納品前に修正を受け付ける
謝礼(必要に応じて)金銭・記念品・食事

法的な注意点

項目内容
出演同意書使用目的・範囲・期間を明記
肖像権対象者の同意が必須
発言の扱い編集で意味が変わらないよう注意
個人情報個人を特定できる情報の扱い

業種別の撮影ポイント

採用動画のインタビュー

ポイント内容
対象者入社3〜5年目の中堅社員
質問入社動機・やりがい・成長実感
撮影場所実際のオフィス・現場
服装日常の仕事着

詳細は採用動画の作り方|応募率3倍のコツと制作ポイントをご覧ください。

お客様の声動画

ポイント内容
対象者実際に効果を実感した顧客
質問Before/After・決め手・おすすめポイント
撮影場所顧客のオフィスまたはスタジオ
服装ビジネスカジュアル

専門家インタビュー

ポイント内容
対象者業界の権威・専門家
質問最新トレンド・専門知識・見解
撮影場所書斎・研究室・スタジオ
服装フォーマル

よくある失敗と対策

失敗原因対策
対象者が緊張しすぎ準備不足・雰囲気作り失敗事前雑談・何度も撮り直し
音声が悪いマイク不足・環境音外部マイク・静かな場所
照明が暗い照明機材不足3点照明を徹底
話が冗長質問が漠然具体的な質問を用意
編集でリズムが悪いカット割りが単調マルチカメラ撮影

AI活用で効率化

AIによる文字起こし

インタビュー素材の文字起こしはAIで自動化できます。

ツール特徴
WhisperOpenAIの音声認識AI
Notta日本語に強い
Rimo Voice日本語特化
Otter.ai英語中心

AIによる編集提案

ツール特徴
CapCut自動編集提案
Descript文字起こしから編集
RunwayAI動画編集

詳細はChatGPT・Claude・Geminiの実務活用法をご覧ください。


制作費用の目安

インタビュー動画の費用

プラン料金内容
ショート1本150,000円〜インタビュー動画1本(15〜60秒)
月額ライト450,000円/月月4本のインタビュー動画
月額プレミアム900,000円/月月8本+運用代行

詳細は動画制作サービスをご覧ください。


まとめ

インタビュー動画で自然な表情を引き出す10のコツです。

  1. 事前準備を徹底する(質問の共有)
  2. リラックスできる雰囲気作り(雑談タイム)
  3. インタビュアーが明るく反応する
  4. カメラを「対話相手」にする配置
  5. 3点照明で美しく映す
  6. 音声品質を最優先する
  7. マルチカメラでカメラワークに動きをつける
  8. 失敗を恐れない雰囲気作り
  9. 編集でストーリーを作る
  10. 対象者への配慮を忘れない

インタビュー動画の質は「準備8割・撮影2割」と言っても過言ではありません。しっかり準備して、対象者の魅力を最大限に引き出しましょう。


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📌 この記事のポイント

インタビュー動画で自然な表情を引き出す10のコツを公開。質問設計、撮影準備、照明・音声の技術、カメラワーク、編集のポイントまで採用・お客様の声動画制作で使える実践ノウハウを紹介します。

この記事は株式会社課題解決プラットフォーム2026-04-18に公開し、2026-04-18に内容を更新しました。内容の正確性を定期的に確認しています。最新の情報についてはお問い合わせください。

よくある質問

Q.インタビュー撮影の所要時間はどのくらいですか?

1人あたりの撮影時間は60〜90分が標準です。内訳は、①事前打ち合わせ・機材セッティング:20〜30分、②リラックスさせるための雑談:5〜10分、③本編撮影:30〜45分、④予備撮影・差し替え:10〜15分となります。撮影した素材のうち、実際に動画で使うのは全体の10〜20%程度です。つまり、3分の動画を作るには30分以上の撮影が必要です。複数人のインタビューを行う場合、1日に3〜4人が現実的な上限で、それ以上は撮影者・対象者ともに疲労で品質が低下します。

Q.インタビュー動画に必要な機材は何ですか?

プロ品質のインタビュー撮影には以下の機材が必要です。①カメラ:ソニーα7IVなどのミラーレス一眼、またはiPhone 15 Pro以上(合計10〜30万円)、②マイク:ピンマイクまたはガンマイク(2〜5万円)、③照明:LEDライト2〜3灯(1〜3万円)、④三脚:カメラ用三脚(0.5〜2万円)、⑤レフ板:光を反射させる板(1,000〜3,000円)。合計で10〜40万円程度です。自社で揃えるよりもプロに依頼するほうがコスト効率が良い場合もあります。

Q.人見知りの人からも自然な表情を引き出せますか?

はい、コツさえ掴めば可能です。5つのポイントがあります。①事前に質問を共有して安心感を与える、②撮影前に15〜30分の雑談でリラックスさせる、③インタビュアーの表情・相槌を豊かにする、④カメラから少し目線を外した「対話カメラ位置」にする、⑤何度でも撮り直せることを伝える。最も重要なのは「失敗してもいい」という雰囲気作りです。完璧を求めると対象者が緊張してしまい、自然な表情が失われます。

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